数秒から数分単位で位地を決済する

FXの正式名称ついては、外国為替証拠金取引 (Foreign Exchange) です。
日本円で米ドルをはじめとした、外国の通貨を買ったり売ったりした際の差額で利益を狙います。
例えばですが、海外旅行に出かけた際に1ドルを110円で交換したとします。
帰国後に米ドルを再度空港で両替した際に、1ドル120円で交換が可能ならば、1ドルあたり10円の利益が出たことになります。
FXも同様に、海外通貨を安く買って高く売るということで利益を得ることができます。
国際決済銀行(BIS)が示した、1日の平均為替取引額は6.6兆ドル(およそ600兆円)といわれているのです。
多くの方々が外国為替取引に参加しているので、頻繁に為替の売買が行われています。
その結果として、為替は常に変動しているでしょう。
FXでは、変動行う為替を利用して利益を得ることを目指しています。
代表的な投資の一つには株取引があり、株取引もFXと同様に、株を売買した際の差額により利益を得ます。
しかし、株とFXには大きく違う点があります。
一つは投資対象でFXの場合は、政府が発行している通貨が投資対象です。
一方株の場合は、企業が発行している株式が対象となり、企業が倒産することにより株は消滅します。
しかし、通貨は消滅することはないため、国が破綻しない限り無価値になるということはありません。
FXと株のもう一つの異なる点については取引時間で、株の場合は、平日の午前9時より午後3時までが取引時間です。
一方でFXは、平日なら24時間取引が出来、早朝や夜間でも取引が可能です。
FXと似ている一つの取引として、仮想通貨が挙げられます。
仮想通貨についても、売買の差額で利益を得ることが可能ですが、FXは実際の通貨なのに対し、仮想通貨は電子情報です。
仮想通貨を使用してのショッピングは可能ですが、仮想通貨の硬貨や紙幣などは発行されていません。